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2005.01.09

バッテリー6巻読了

バッテリー〈6〉 教育画劇の創作文学
あさの あつこ 佐藤 真紀子

by G-Tools

夜中に目が覚めたので、読んじゃいました(^^;
味わう、待ってる、そんな言葉は私には似合わない。
結局そばにあった6巻を手にとって、そして、読み終わりました。

うーん、やっぱりこうきたかぁ!
それが読了後の第一声だなぁ(^^;

以下ネタバレの応酬です(笑)


試合があるかどうか、不安に思いながらも
勝負の結果がどう出ても、それぞれの道をそれぞれが真摯に
向き合いながら歩いていくのは解っているので
あさのさんがそれぞれの悩みや課題、そこにどう向き合っていくか
誰のなにに気づきながら歩いていくか、その変化を丁寧に
書き進めているので、そこに魅了されながら読み進めました。

最終章の文字が見え、流石にその瞬間はどうしようか迷いました。
これで終わりかぁ、、、
読み進めると、試合当日でした。
でも、当日が最後の一章、301ページまでしかないのに
245ページからスタート、ほんの少ししかないから
これはプレイボールで終わるか、勝負を見せずに終わるか
どっちかだなぁって思っていたら、やっぱりそうでした。

でも、読後の爽やかさはなんとも心地よかったし、
そっち系?といわれるファンの喜ぶシーンも多々あって
自転車の二人乗りや木登りシーンも印象に残ります。

吉貞はやっぱりいいキャラだし、キャッチャーとしては
彼のほうが実は巧には合ってるだろうなと思ってたら、
そうでした(笑)互いを受け止め過ぎるほど出来上がってる二人を
みてるとまさに大恋愛中で周りが見えない熱々カップル状態だしね。
のびのび言いたいこといいながら、みることみてすることしてる。
ドカベンで、里中君が山田と微笑の二人のリードの差や
構えの差を体感しながらそれぞれを認めている場面を思い出しました。

瑞垣が野球をするのかやめるのか、門脇とどう向き合うのか
それが6巻で私の一番興味関心のあるところだったんだけど
それはとてもしっかり描かれていて満足でした。
本気の瑞垣はとてもかっこよかったし、それを引き出す海音寺の
素朴さと鋭さはまたまたかっこよかった。
彼らからしたら、まだまだ豪巧はガキですね(笑)

でも、その瑞垣が門脇から尊敬されているところ、
海音寺が磯部にやりすぎと指摘され、野々村や高槻を気遣うところ
それすら解っていて任したり、黙ってついていってるオトムライや
野々村達も、またかっこいい。

同級生たちもそれぞれいい。
東谷はやっぱり成長株だし、3年になったらキャプテンでもしそうだなぁ。
ふふふ、ファンとしては眼の付け所がよかったなと微笑んじゃう。
沢口はいつも優しい。後ろに寄り添いつつも抑えるところ抑えてる。
やっぱりいいやつで、イチゴもメリーさんもちゃんと登場が
嬉しかった。
吉貞は面白く伸びやかで、鋭く柔らかい。こういう人になりたいなぁ。
うるさすぎるか?(^^;

じいちゃんもきっちり登場。
オトムライも登場。
ママも登場
そして青波も。

青波は、コミュで可愛いだけの子じゃないよって話をした直後で
やっぱりそこが出てた。試合当日、自分の友達と野球をすると
返事したり、犬のことを真正面から静かに受け止めてる所が
流石だなぁと。。。犬は巧の方がおたおたしてそうだモンなぁ。
抱きながら見送ったりなんかしたら、巧の方が引きずりそう。

緑川や展西も、名前だけでもちゃんと登場させてくれてた。
それはやっぱりあさのさんが全ての少年達を愛してるからだろうな。
でもって、やっぱり彼ら抜きでもバッテリーは語れないからね。

それにしても。。。
本当に女っ気がない(^^;

この話に色恋は必要ないんだけど、コマチくらい出してくれるか?!
ってちょっと期待してたら、そこは瑞垣と一緒で情に流されないで
勝つ為の試合をしてきたなぁって思いました(笑)

ポストカードの大きな木と巧。
大きな木はちゃんとの上の方に横に渡した板がありました。
この大きな木を眺める巧を眺めるたび、私はバッテリーのストーリーや
足掻きながらも自分の生き方に真摯に向き合う彼らの生き様や
仲間との出会いの素敵さを思い出していくだろうなぁと思う。

この背中だけで、本当に多くのものを語ってくれてる。
佐藤さん、流石だよ。

読了後、1巻から読み直している人がとても多い。
ウンウン、それも解る気がする。

文庫4巻以降短編をつけるとあさのさんが宣言している。
別の角度からだけど、もう少し彼らに出会える。
本当のお別れじゃないと思うだけでちょっと嬉しい。

このポストカードの巧みの背中を眺めながら
もうしばらく余韻に浸っていようと思う。


PS: 気がついたら、豪と巧の話全くしてなかったね(^^;
    また書きますぅぅぅ。


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この本は、うちの娘達の愛読書のひとつで、6巻で完結になっている。彼女達は、新しい [続きを読む]

受信: 2005.04.16 00:29

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